再春館製薬所所属の山口茜選手、リオ五輪バドミントンの日本人対決で惜しくも敗退
再春館製薬所は2015年4月、自社運営によるバドミントンの実業団チームを創設、山口茜選手はそこに所属している
化粧品「ドモホルンリンクル」の通販・ECを手がける再春館製薬所のバドミントンチームに所属する山口茜選手が、8月17日に開かれたリオデジャネイロ五輪・バドミントン女子シングルの準々決勝に登場。
日本勢対決となった一戦で、惜しくも日本ユニシス所属の奥原希望選手に敗れ、準決勝進出は果たせなかった。
再春館製薬所は2014年、競合の実業団「ルネサス バドミントン部」を所有するルネサスエレクトロニクスからバドミントン部を譲受することを表明。
2015年4月に自社運営の実業団チームを創設し、「ルネサス バドミントン部」をそのまま受け入れる形で選手達が競技に集中できる環境作りを進めてきた。
近年のバドミントン界において、実業団チームがそのまま別の企業に移管されるのは初のケースだったという。
再春館製薬所は熊本地震の震源地である益城町に本社を構え、会社も甚大な被害を受けた。そうしたなか、バドミントン部は4月27日に福井県で行った義援金募集活動で集めた約20万円の募金全額を熊本市益城町に寄付。
再春館製薬所が開いた復興イベントにもバドミントン選手が参加するなど、復興に向けた活動にも精力的に活動している。
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