ECプラットフォーム「Shopify」のShopify Japanが2月19日に発表した「2026年のバレンタインデーに向けた期間の購買動向に関する分析データ」によると、バレンタインデー前の数週間で、チョコレートの売り上げは前月比144.2%増だった。
また、フラワーギフトなど、花を使った商品は全体で同77.6%増だった。菓子カテゴリ以外にも売り上げの増加が多く見られ、ギフトの選択肢が多様化していることがわかった。
分析データは、2026年1月中旬~2月中旬における国内「Shopify」利用事業者の販売データをもとに、バレンタイン需要の高まりに伴う前月比の売上変化を分析し発表した。
バレンタインデー前の数週間で、菓子カテゴリーの需要は大きく伸長。なかでもチョコレート関連商品が売り上げをけん引した。各商品ジャンルの売り上げは次の通り。
- チョコレート:前月比144.2%増
- チョコレートがけフルーツ:同142.7%増
- 砂糖・チョコレートがけフルーツ:同134.2%増
このほか、フラワーギフトやフレグランス関連商品の商品も売上アップが確認された。Shopify Japanは「チョコレートが依然としてバレンタインの象徴的商品である一方で、フラワーやフレグランスといった周辺カテゴリにも需要が広がり、ギフトの選択肢が多様化している」と指摘している。
- フラワー全体:売り上げは前月比77.6%増
- フレグランスオイル:同73.3%増
- バラ:同60%増
季節的な購買の高まりは、従来の菓子カテゴリにとどまらず、ビューティーカテゴリでも顕著な売上アップが確認された。Shopify Japanは「メイクアップやヘアケア商品の伸長は、バレンタインデーやそれに伴うイベントの外出機会に向けた需要に加え、自己表現やセルフギフトといった多様な消費行動の広がりを反映している。バレンタインは単なるギフトイベントにとどまらず、ライフスタイル全体に関わる消費機会へと広がりを見せている」と解説している。
- チーク・ブロンザー:売り上げは前月比143.6%増
- シャンプー&コンディショナーセット:同90.1%増
- フェイスメイク:同54.3%増
1月下旬から2月にかけて気温が徐々に上昇するなか、ホームおよびアウトドア関連カテゴリにも動きが見られた。季節の移り変わりを背景に「消費者の関心は初春に向けた住環境の整備や屋外アクティビティの準備へと広がっている」(Shopify Japan)。空間の刷新、ガーデニング、春先のレジャーを見据えた購買行動へシフトしているようすが見られた。
- プランター:売り上げは前月比162.8%増
- 鉢・プランター関連商品:前月比130.1%増
- ドーム型テント:前月比394%増
- 釣り竿:前月比133.2%増
今回の分析データの結果からは、需要の拡大がチョコレートのような従来のギフトカテゴリにとどまらず、ビューティー、ホーム、アウトドア関連など周辺・隣接カテゴリへと広がっていることが確認された。Shopify Japanは、「2月14日に向けた売り上げの加速は、文化的イベントや季節の変化に応じて、消費行動が短期間で大きく動くことを示している」と解説している。
