ニトリホールディングスが発表した2026年3月期連結業績によると、ニトリの通販事業売上高(海外含む)は前期比6.2%減の908億円だった。ニトリ事業の売上高は8161億円で、EC化率は0.5ポイント減の11.0%。

通販事業では、EC販売の店舗受取を強化し、EC販売の店舗受取件数は前期比18%増。購入導線の改善では、配送と店舗受取それぞれの納期や送料の視認性を高めたほか、梱包サイズや近隣店舗の在庫状況の表示にも対応し、利便性向上を図っている。
他社が出店できるマーケットプレイス「ニトリネットマーケットプレイス」も開始。ニトリのECサイト「ニトリネット」上で、ニトリ商品とマーケットプレイス商品を並列表示し、従来の買い物体験を変えることなく、「マーケットプレイス」商品も購入できるようにした。また、グループ各ブランドとマーケットプレイスを連携させる「総合モール化」も推進。ブランド横断での商品展開を進めたことで、各ブランドのECサイトで販売していた商品の販売実績が改善したという。

アプリ会員基盤も拡大している。2026年3月末時点のアプリ会員数は2536万人となり、期首から280万人増加した。期初に掲げた2500万人の目標を36万人上回り、達成率は101.4%となった。
会員基盤拡大に向けては、「足元」と「将来」の来店基盤を支える2軸の施策を展開している。足元の来店促進策として、アプリ新規入会者に対し、3000円(税込)以上の購入で500ポイントを進呈する特典を実施。一方、将来の来店基盤づくりでは、年間3万円(税込)以上の購入で翌年のポイントが3倍になる「ゴールド会員」制度を導入し、継続利用の促進を図っている。

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