システムリサーチが実施した「値上げによる行動・意識」に関するアンケート調査によると、全体の68.6%が値上げへの警戒感から“前倒し購入”をしていることがわかった。主な前倒し購入品は、「食品・日用品」「家電・ガジェット」「ファッション」など。値上げを意識して、セールやキャンペーンを気にするようになったり、早めの購入やまとめ買いをしたりする人が多く見られている。
調査対象は全国の20~60代の400人。調査日は2026年5月7日。
今後のさらなる値上げを警戒に対する不安感が高い
値上げについて感じていることは、最多が「今後さらに値上げされると思う」で71.0%、続いて「セールやキャンペーンを確認するようになる」が28.5%、「在庫がなくなるのではないかと不安になる」が20.0%だった。
「今が一番安いと感じる」は11.5%、「SNSやニュースの情報に影響される」は8.8%、「特に何も感じない」は8.5%となっている。

“前倒し購入”経験者は68%
値上げを意識して「今のうちに買っておこう」と思って商品を購入した経験は、「よくある」が19.8%、「たまにある」が48.8%で、合計68.6%が“前倒し購入”を経験していることがわかった。システムリサーチは「値上げへの意識が実際の購買行動にもつながっている」と考察している。

日常生活に「食品・日用品」が最多
前倒し購入をした品目を聞いたところ、「食品・日用品」が最多で92.6%、続いて「家電・ガジェット」が26.8%、「ファッション」が16.4%だった。これに続き、「美容・コスメ」「家具・インテリア」が同率で13.7%となっている。「食品・日用品」が突出して高いことから、システムリサーチは「日常生活に密接に関わる商品ほど、値上げ前に購入する傾向が強い」と見ている。

値上げを意識した行動、「早め買い」44%、「まとめ買い」38%
値上げを意識した際の行動として最も多かったのは「早めに購入する」で44.5%だった。続いて「まとめ買いする」が38.0%、「本当に必要か再検討する」が32.5%、「他のサイトと価格を比較する」が22.5%となっている。「他のサイトと価格を比較する」は22.5%、「特に行動は変わらない」は15.3%だった。
システムリサーチは「値上げによって“今のうちに買う”行動が増える一方で、支出そのものを慎重に見直す動きも一定数存在している」と分析している。

すぐに購入しない理由は「本当に必要かわからない」「急いで買うほどではない」
値上げを意識してもすぐに購入しない理由は、「本当に必要かわからないから」が最多で44.0%、続いて「急いで買うほどではないから」が32.3%、「予算に余裕がないから」が29.2%だった。
「予算に余裕がないから」は29.2%、「価格以外の条件も確認したいから」は20.6%、「値上げ後でも購入できると思うから」は18.3%、「他の商品やサイトと比較したいから」は17.5%となっている。

調査概要
- 調査対象: 全国の20~60代400人
- 調査期間:2026年5月7日
- 調査機関: クラウドソーシングサイト
- 調査方法: 各質問項目の回答割合を算出

