例題で学ぶ EC・ダイレクトマーケティングの基礎知識
2018/4/27 7:00 商品担当者のあるべき姿勢として、間違っているものを1つ選んでください。
「通販エキスパート検定」からの例題4:「商品施策」について
「通販エキスパート検定」の問題から、毎回1問ずつ出題します。今回のテーマは「商品施策」。あなたは正解できるでしょうか?
[問 題]
次の中から「商品担当者のあるべき姿勢として、間違っているもの」を1つ選んでください。
① 自分が取り扱う商品をよく知り、使用実感をみずから持つ必要がある。
② 商品を売るためには、まず「魅力的な表現」に注力する。
③ 顧客にとっては品質や安全、正確な情報が第一ということを認識する。
④ 顧客から問い合わせがあった際は「どのような目的でどのように使用していたか」を正確に把握する。
正解は②。「商品を売るためには、まず「魅力的な表現」に注力する」は間違い。
商品担当者として、
① 商品によって実感できるメリット
② 顧客の関心はどこにあるのか
上記2つを理解することは重要だが、通販においては企業が発信する広告表示こそ、消費者の意志決定を左右する唯一の情報であり、企業の広告表示への信頼がなければ、購買という行動はあり得ない。
言い換えると、購買行動とは「この広告主は消費者に安心と安全に関する情報を正しく伝えている」と、消費者が信頼した結果である。商品担当者は魅力的な広告表現よりも、まずは商品に関する情報を正しく消費者に提供することに注力すべきである。
─「通販エキスパート検定」とは?─
「通販エキスパート検定」とは、ダイレクトマーケティングのスペシャリストを目指すための資格です。業務知識、関連法規、マネージメント力などが身に付き、多くのEC企業で人材教育の一環として活用されています。
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