オンラインと実店舗の双方でペイパル決済できる仕組みを構築、コーヒーの通販・ECブルックス
実店舗とオンライン双方でペイパルを利用できるようにしたオムニチャネル化の実現は日本初の事例
コーヒーの通販・EC大手ブルックスは10月16日、国内・海外向けのオンラインショップと実店舗に決済サービス「ペイパル」を導入した。実店舗とオンライン双方でペイパルを利用できるようにする。こうしたペイパルを用いたオムニチャネル化の実現は日本初の事例という。海外観光客対応の拡充にもつなげる。
ブルックスは2014年6月28日に東京都内に実店舗「BROOK'S CAFÉ原宿店」をオープンした。タブレットを使ったクレジットカード決済サービス「PayPal Here」を店頭レジとして既に導入。国内外のペイパル利用者は「BROOK'S CAFÉ原宿店」において、ペイパルアカウントで支払いができる「ペイパル チェックイン支払い」を利用できるようにしている。
今回オンラインショップにもペイパルの決済機能を搭載。実店舗で「ペイパル チェックイン支払い」を利用した顧客が、後日同一のペイパルアカウントを利用してECサイトでコーヒーを購入できる仕組みを実現した。
ブルックスは、店内での無料Wi-Fiの提供や多言語対応できるスタッフの配置、スタッフの対応言語をバッジで示す施策を推進。積極的に海外顧客を獲得する拠点として実店舗を活用し、ブランド発信している。
また、ブルックスのECサイトは訪日外国人向けに多元化しており、オムニチャネルリテールと訪日観光客対応サービスをさらに加速する。今後はペイパルと共同で、スマートフォンやタブレットから追加の注文や支払いを可能にする次世代のセルフ方式カフェの提供などを目指すとしている。
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