顧客満足度の高い「ウォーターサーバー」ランキング、宅配水事業で後発の通販大手ジャパネットグループが1位
第三者の立場で顧客満足度調査を実施するoricon ME(オリコン エムイー)は5月6日、「ウォーターサーバー」に関する満足度調査結果「オリコン顧客満足度」を発表し、ジャパネットグループのジャパネットウォーターが販売する「ジャパネットウォーター 富士山の天然水」が初の総合1位となった。
「ジャパネットウォーター 富士山の天然水」は総合得点76.3点を獲得した。評価項目別ランキングでは、全10項目中、「申込みのしやすさ」(79.0点)、「ボトル交換のしやすさ」(74.9点)、「サーバー機能」(77.9点)、「利用料金」(70.9点)、「宅配システム」(78.4点)、「サポート体制」(74.1点)の6項目で1位だった。
特に「申込みのしやすさ」「サーバー機能」「宅配システム」は70点台後半の高評価を得ている。また、部門別ランキングでは、水の種類別「天然水」(76.0点)、(サーバーの)形状タイプ別「床置きタイプ」(78.4点)でもそれぞれ1位を獲得している。
ジャパネットたかたなどを傘下に持つジャパネットホールディングスは2018年1月、ナチュラルミネラルウォーターの製造・販売事業などを手がけるコウノウォーターを買収。ウォーターサーバーを「ジャパネットウォーター富士山の天然水」として販売を開始した。
新規事業を中心に手がけるジャパネットサービスイノベーションがウォーターサーバー事業を担ってきた。2021年1月にはジャパネットサービスイノベーションからウォーターサーバー事業を分社化し、「株式会社ジャパネットウォーター」を設立した。
なお、ジャパネットグループはクラフトビール市場への参入も予定している。ナチュラルミネラルウォーターを製造している山梨県・山中湖の自社工場隣にクラフトビールの醸造拠点となる醸造所「富士麦酒醸造所」を竣工。「富士山の天然水にあうこだわりの原料・製法で香り高くキレのあるクラフトビールをお届けできるように取り組んでいる」と言う。年間醸造量は最大14万リットル。
調査概要
- サンプル数:9297人
- 調査対象企業数:36社
- 規定人数:100人以上
- 調査期間:2020年12月9日~2020年12月18日
- 調査対象者:性別:指定なし、年齢:20~84歳、地域は全国