店舗ビジネスに役立つ『口コミラボ』特選コラム

Googleのポリシーに「料金割引などインセンティブと引き替えの否定的なクチコミ修正・削除依頼は禁止」を追加

「料金の割引、商品やサービスの無償提供などのインセンティブと引き換えに、否定的なクチコミの修正または削除を依頼する行為も含まれます。」という1文が追加されました

口コミラボ[転載元]

2022年9月20日 10:30

Googleマップのコンテンツポリシーに追加があり、「料金の割引などのインセンティブと引き換えに、否定的な口コミの修正または削除を依頼する行為」が違反行為として明記されました。

インセンティブと引き換えに「否定的な口コミの削除を依頼」するのは禁止

Googleの「マップユーザーの投稿コンテンツに関するポリシー」のうち、「詐欺的なコンテンツ」内の「虚偽のエンゲージメント」の箇所に

料金の割引、商品やサービスの無償提供などのインセンティブと引き換えに、否定的なクチコミの修正または削除を依頼する行為も含まれます。

という1文が追加されました。(以下の画像の赤枠部分)

禁止および制限されているコンテンツ:Google
▲禁止および制限されているコンテンツ:Google

以前から、料金の割引やサービスの無料提供などのインセンティブと引き換えに、口コミの投稿を促す行為は禁止されていました。これは高評価の口コミを不当に獲得することを禁じていましたが、低評価の口コミの修正・削除に関しては曖昧でした。

しかし今回の1文の追加によって、否定的な口コミをインセンティブと引き換えに修正・削除させる行為の禁止が明確化された形です。

なお、コンテンツポリシーに違反すると、Googleによって("ペナルティ"として)検索順位を下げられたり、Googleビジネスプロフィールの情報が停止されたりします。

また、ユーザーに適切な情報を提供できず、最終的には店舗・施設に対する信頼も失われてしまうリスクがあります。

仮に否定的な口コミを削除できたとしても、こうした"ペナルティ"や信頼度の低下によって結果的に店舗・施設側の利益にはならないため、こうした違反となる運用は避けるのが賢明でしょう。

この記事を書いた「口コミラボ」さんについて

「口コミラボ」は、様々な地図アプリ・口コミサイトの監視、運用、分析を一括管理できる店舗向けDXソリューション「口コミコム」が運営する店舗ビジネス向け総合メディアです。近年、企業の評判管理が重要視されるなか、特に注視すべきGoogleマイビジネスを活用したローカルSEO(MEO)や口コミマーケティング、それらを活用した集客事例から、マーケティング全般、店舗経営のハウツー、業界動向データにいたるまで幅広い情報を紹介します。

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