東京ドームが始めるスタートアップ企業向けの広告看板販促活用案&将来的な業務提携を見据えた支援策とは

東京ドームは2023年3月から、東京ドーム内の広告看板を起点とした将来的な業務提携を見据えた支援を行う。対象はスタートアップ企業。露出効果と話題性から企業の認知拡大に期待が持てる

高野 真維

2022年11月10日 7:30

東京ドームは2023年3月から、スタートアップ企業を対象に「東京ドーム内広告看板」を起点とした将来的な業務提携を見据えた企業支援を行う。

スタートアップ企業は「東京ドーム内広告看板」を活用することで、露出効果と話題性から企業の認知拡大につなげることができる。

今回、「東京ドーム内広告看板」への出稿料金は特別価格とする。支援の募集数は3社程度で、設立10年以内の企業。応募期間は11月30日まで。

将来の広告クライアントに成長する企業の創出へ

東京ドームはこの事業を通じて選定したスタートアップ企業と協業することで、その企業が展開するサービス・ノウハウ、東京ドームのリソースの相乗効果による双方の企業価値の向上を図る。将来の広告クライアントにまで成長するような「サクセスストーリー」の創出をめざす考えだ。

広く認知されている媒体「東京ドーム内広告看板」への特別価格による広告掲出で、東京ドームはスタートアップ企業に対して、他社とは一線を画した効果的な露出機会を提供。認知拡大による顧客獲得の支援を行う。

広告看板を掲出したスタートアップ企業は、手がけるサービス、保有するリソースを絡めた東京ドームの事業に対する提案など継続的に情報交換を行い、両社の企業価値の向上を図るとしている。

特別価格とする出稿料金は、看板製作にかかる実費と同等程度の価格を予定。価格は掲出場所により異なり、通常の正価は非公開だという。

広告看板掲出イメージ(ベンチ防球フェンス)
広告看板掲出イメージ(外野フェンス上部リボンビジョン)

応募概要

  • 条件:

    • 東京ドーム内に広告看板を「ぜひ出したい」という企業

    • 保有するサービスやノウハウを絡めて、東京ドームシティにおけるリアルな体験からのコミュニケーションを増幅する企業

    • 顧客への製品・サービスの提供を達成している企業

    • 会社設立10年以内の企業 ※一般社団法人、合同会社、個人事業主は除外

  • 募集数:3社程度

  • 応募期間:2022年11月1日~11月30日

  • 問い合わせ先:株式会社東京ドーム 新規事業開発室 安間・橋本。Mail:td-shinki@gms.tokyo-dome.co.jp

  • 応募方法:上記の問い合わせアドレス宛に、メールにて問い合わせ。問い合わせに対して、東京ドームが専用の応募フォームを送付する。応募後、提案内容に関する面談を実施し、掲出企業を選定する

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