千趣会が伸長するギフトサービスを完全無料化、4月にはスマホ最適化を実施しフローを改善へ
無料と一包装350円で展開していたギフトサービスは、利用者の96%以上が無料サービスを選択していた
千趣会は3月23日、無料と一包装350円で展開していたギフトサービスを完全無料化した。これまで利用者の96%以上が無料サービスを選択していることを踏まえ、無料化に踏み切った。
千趣会の通販サイト「ベルメゾンネット」ではギフトラッピングを指定する場合、画面の移動が多く複雑だったため、特にスマートフォンでは購入手前で離脱してしまうケースが多かったという。また、カジュアルギフト需要は年々増加していることもあり、フローの改善が課題となっていた。
無料化するのは、購入商品の包装やメッセージカード添付などのギフトサービス。あわせて、包装紙やバッグのラッピング資材とメッセージカードデザインも刷新した。増加しているカジュアルギフト需要に対応する。
ECサイトではギフトサービス設定のフローを改善。ユーザビリティ向上で画面移動数を5%減らす。また、4月19日にはスマホの最適化を実施する。
千趣会では日常的なシーンでの個人の記念日、お祝いごとに贈るカジュアルギフトの需要が伸長し、2011年と2013年の売上高比較では約10%増加しているという。
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