【2024年のBtoC-EC】市場規模は26.1兆円で5.1%増。物販系は15.2兆円で3.7%増、EC化率は9.78%
経済産業省が「令和6年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」を発表。物販系分野は15兆2194億円で同3.70%増。EC化率は9.78%だった。サービス系分野は8兆22256億円で同9.43%増、デジタル系分野は2兆6776億円で1.02%増だった。
経済産業省が8月26日に発表した「令和6年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」によると、2024年のBtoC-EC市場規模は26兆1225億円で前年比5.1%増だった。

内訳を見ると、物販系分野は15兆2194億円で同3.7%増、EC化率は9.78%だった。サービス系分野は8兆2256億円で同9.43%増、デジタル系分野は2兆6776億円で1.02%増だった。


スマートフォン経由の物販のBtoC-EC市場規模とスマートフォン比率に関する推移も調査した。スマートフォン経由の物販のBtoC-EC市場規模は9兆3904億円で同8.96%増。物販BtoC-EC市場規模に占めるスマートフォン比率は61.7%だった。

物販系分野における商品ジャンルごとのBtoC-EC市場規模では、「書籍、映像・音楽ソフト」以外の全ジャンルで2023年の市場規模を上回った。市場規模が大きいのは「食品、飲料、酒類」「衣類・服装雑貨等」「生活家電、AV機器、PC、周辺機器等」「生活雑貨、家具、インテリア」「書籍、映像・音楽ソフト」。このうち4カテゴリでそれぞれ2兆円を突破、4カテゴリ合計で物販系分野の約74%を占めている。

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