アイスタイルの成長戦略は? 2026年6月期は830億円の売上目標。サプリメントやフェムテック領域にも進出
アイスタイルは2026年6月期に売上高を前期比20.7%増の830億円を目指す。営業利益は同20.1%増の38億円、経常利益は同14.8%増の38億円、当期純利益は同13.9%増の26億5000万円を目標に掲げている。
アイスタイルは2026年6月期に売上高を前期比20.7%増の830億円、営業利益は同20.1%増の38億円、経常利益は同14.8%増の38億円、当期純利益は同13.9%増の26億5000万円を目標に掲げている。
中長期成長の基盤形成を進めるため、次の4点を注力事項として掲げた。
- ユーザーアクションを増やす
- ユーザーアクションの場を広げる
- ユーザーアクションを価値化する
- 現在の化粧品領域から、より幅広いBEAUTY領域に広げる
ユーザーアクションの増加は、MAU(マンスリーアクティブユーザー)は外部要因で増減するものの、事業成長の源泉となるユーザーアクション数はプラットフォームの成長と共に順調に拡大しているという。

ユーザーアクションの拡大は、ユーザーとブランド間のユーザーアクションを増やすために、イベント、AIエージェント、SNSなど「@cosme」外での接点拡大を図る。

ユーザーアクションの価値化は、ユーザーアクションによって得られたデータからインサイトを導き、データコンサルティングの確立など収益機会につなげる。

BEAUTY領域の拡大は、中長期でウェルビーイング領域(サプリメント・健康食品)、エイジングケア・フェムテックなどにも進出、新しい可能性を模索する。サプリメントでは7月1日からインナーケアブランド「@cosme+」をローンチしている。

アイスタイルの2025年6月期業績は売上高が前期比22.6%増の687億6800万円。営業利益は同63.1%増の31億6400万円、経常利益は同92.3%増の33億1000万円、当期純利益は同91.6%増の23億2700万円だった。マーケティング支援やリテールなどの国内事業が増収・増益を牽引したという。
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