現在地

楽天は今夏から、同社が運営する仮想モール「楽天市場」において、利用者が複数店舗の商品を同時に購入できる仕組みを取り入れる。同モールでは、買い物かごが店舗ごとに分かれており、複数店舗で商品を買う場合は、店ごとに決済する必要があった。ユーザーの利便性を上げることで、まとめ買いを促す。

出店店舗が支払うカード決済手数料などは、ユーザーが店舗ごとに購入した金額に準ずる。ユーザーにとっては、複数店舗の商品を購入する際の手間が省けることから、「楽天スーパーセール」や「お買い物マラソン」など、複数店舗で購入すると付与ポイントがアップする企画時のまとめ買いが期待できる

新たなカートシステムの導入に伴い、クレジットカード決済の提供を必須とする。すでに、新規出店店舗は、同社が提供するカード決済代行システム「R―Card Plus(アールカードプラス)」の導入が必須となっているが、7月1日以降は既存の出店店舗も導入が義務付けられる。対象店舗には、2月1日から告知する。

同モールでは、現在も90%以上の店舗でカード決済が可能となっているが、一部店舗ではカード決済ができなかった。同モールにおいてカード決済は流通額の大半を占めており、カード決済導入店舗の購入率は、未導入店舗の約1.8倍あるなど、店舗にとってカード決済のメリットは大きいという。

カード決済の未導入店舗は「チャージバック(不正なクレジットカード利用で行われた決済の取り消し)が発生しないか気にしていることが多い」(楽天市場事業)ことから、グループの楽天インシュアランスプランニングが提供している「チャージバック補償保険」の利用を促す。なお、本人確認サービス「3Dセキュア」の導入予定は、現段階ではないという。

同社では2005年以降、同社が店舗のカード決済を一括して代行し、カード番号を管理する体制を導入している。ただ、大手企業数社については例外的に店舗が独自のカード決済を行っていた。今回の措置により、これらの店舗もアールカードプラスを導入することになる。

「通販新聞」掲載のオリジナル版はこちら:
楽天の「楽天市場」、複数店で同時購入可に(2016/01/28)

※記事内容は紙面掲載時の情報です。
※画像、サイトURLなどをネットショップ担当者フォーラム編集部が追加している場合もあります。
※見出しはネットショップ担当者フォーラム編集部が編集している場合もあります。

「通販新聞」について

「通販新聞」は、通信販売・ネット通販業界に関連する宅配(オフィス配)をメインとしたニュース情報紙です。物品からサービス商品全般にわたる通販実施企業の最新動向をもとに、各社のマーチャンダイジング、媒体戦略、フルフィルメント動向など、成長を続ける通販・EC業界の情報をわかりやすく伝え、ビジネスのヒントを提供しています。

このコーナーでは、通販新聞編集部の協力により、毎週発行している「通販新聞」からピックアップした通販・ECのニュースや記事などをお届けしていきます。

→ 年間購読を申し込む(通販新聞のサイト)
通販新聞の過去記事を読む(通販新聞のサイト)
→ 通販新聞についてもっと詳しく知りたい

この記事が役に立ったらシェア!
記事カテゴリー: 
記事種別: 

ネットショップ担当者フォーラムを応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]

[ゴールドスポンサー]
楽天株式会社 eBay(イーベイ) ecbeing.
[スポンサー]
株式会社アイル Wowma! クリームチームマーケティング合同会社