Amazonが全品送料無料を終了、2000円未満は送料350円

米Amazonでは送料無料となる注文価格を上げても注文が伸びている状況が背景に

中川 昌俊

2016年4月7日 10:00

Amazonは4月6日、「Amazon.co.jp」の配送料を改定し、購入金額2000円未満の商品の通常配送料を無料から350円(税込)に引き上げた。Amazonが発送する書籍とAmazonギフト券は今後も送料無料を継続。Amazonプライム会員(年間3900円)については、全商品無料で配送する。

米Amazonでは、送料無料となる注文価格を値上げしても、Amazonプライム会員の増加などで売り上げが拡大。日本でも送料無料を中止しても、さらなる成長が見込めると考えたと見られる。

「Amazon.co.jp」は2009年9月まで、注文金額が1500円以上で送料無料としていた。2009年9月から本全品を注文価格に関わらず送料無料にするキャンペーンを開始。その後、CD、DVD、ゲームソフトなども送料無料に設定し、2010年11月から全品送料無料を通常サービス化した。

アマゾンジャパンに値上げの理由を聞いたところ、「多様な配送オプションの充実に注力する中で、ユーザーの利便性向上を検討し決定した」という。今後も「価格、品ぞろえを含めた総合力でニーズに応えていく」としている。

Amazonが全商品の送料無料から撤退したことで、これまでAmazonへの対抗策として送料無料にしていた他のECサイトでも送料無料からの撤退が増える可能性も考えられる。

Amazon.co.jpの配送料に関する記述
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