日清食品のEC戦略 通販サイトは「個客」コミュニケーションを実現する“場”へ転換
「日清食品グループ オンラインストア」に名称変更し、“ブランド コミュニケーション プラットフォーム”として活用
マスメディアを中心としたコミュニケーションでは実現できなかった、特定のユーザー層に向けた効果的な情報発信や、デジタルネイティブ世代の消費傾向を捉えた新たなマーケティングを実践していきます。
9月30日にECサイトをリニューアルすると発表した日清食品。現在のECサイト「日清e-めんShop」を「日清食品グループ オンラインストア」に名称変更し、“ブランド コミュニケーション プラットフォーム”として活用する。
リニューアルの目的は、消費購買行動の多様化に備えるため。一部のメーカーでは従来の販路では得ることができなかった顧客情報、ニーズなどを探るため、ECサイトをコミュニケーションツールとして活用する動きがある。
日清食品の取り組みはこうした一部メーカーの動きに対応するもの。特定のユーザー層に向けた効果的な情報発信、若年層などデジタルネイティブ世代の消費傾向を捉えた新たなマーケティングを実践する。
リニューアルのポイントは次の通り。
- 日清食品の200種類以上の商品を1食から購入できる
- 地域限定商品や、ひよこちゃんグッズも1食(1個)から購入可能
- 注文金額が2000円以上の場合、送料無料で配送
- 注文から最短で2日後に配送
- 「日清食品グループ オンラインストア」限定商品の販売
- リニューアルオープンを記念したキャンペーンの実施
「日清e-めんShop」はこれまで、ケース単位での販売だった。なお、「日清食品グループ オンラインストア」の利用には、会員登録が必要になる。
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