中川 昌俊 2016/9/20 11:30

三井住友フィナンシャルグループ(SMFG)ら4社は、指紋や声などでログインできるサービスを2017年春にも開始することを明らかにした。

ユーザーIDとパスワードを利用せずにECサイトへログインするサービス。サイトへのアクセスが簡単になり、EC市場の活発化につながるとしている。なりすましやアカウント乗っ取り対策などセキュリティ面でも安心して利用できるようになることが期待できる。

SMFG、三井住友銀行、NTTデータは9月16日、複数の生体情報技術を組み合わせて、顧客を認証して個人を特定するサービスを、アイルランドのDaonと共同で開発すると発表。複数の生体認証を活用した本人認証プラットフォームによるサービスの事業化を目的とした覚書を締結した。

新たな取り組みでは、生体情報を登録し、認証するスマートフォンアプリを提供し、各種サービスへのシームレスなアクセス環境を構築するとしている。

サービスのイメージ

今後、関係当局の認可などを前提に2017年春にサービス開始を予定。EC事業者のほか金融機関などを対象にサービスの提供を行っていく。

法人向けの社内認証サービスの提供などもめざす。国内展開を踏まえ、グローバル展開も視野に入れる。

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