中川 昌俊 2016/9/27 10:00

NTTドコモは9月26日、中国の通信事業者China Mobile Communications Corporation(チャイナモバイル)のECサイト「和生活」内に、日本の商品を取り扱う「日本館」を開設、日本の伝統工芸品や化粧品、日用品などの販売を開始した。

NTTドコモはチャイナモバイルと2011年1月に事業協力契約を締結しており、今回の協業はその一環。

中国市場向けの商品販売にあたり、子会社のらでぃっしゅぼーや、14社のパートナー企業から伝統工芸品や化粧品、ヘルスケア用品、日用品などを調達し、中国市場で販売する。

開始当初は日本から商品を発送するが、今後は中国政府が設置する越境EC総合試験区内の保税倉庫を活用する。配送期間の短縮と配送料の低減を図る予定。

NTTドコモは2012年12月から「dショッピング」を開設し、ネット通販を開始。爽快ドラッグと協業して日用品の取り扱いを始めたほか、マガシーク、らでぃっしゅぼーや、オークローンマーケティングなどを傘下に収め、子会社の商品の取り扱いも展開。売上高1000億円を目標としてきた。

開設した「日本館」
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