瀧川 正実 2014/7/24 7:00

家電量販店のラオックスはこのほど、親会社が運営するBtoC向けECプラットフォーム「蘇寧易購」に出店した。親会社である蘇寧雲商股份有限公司の集客力を生かし、中国人の需要を取り込む。

「蘇寧易購」は直販型とモール型が一体となったECサイト。2013年の売上規模は、中国EC市場で上位という。実店舗からスタートし、現在はオムニチャネルも手掛けている。

ラオックスは昨年から「銀聯オンラインモール日本館」「楽天グローバルマーケット」などに出店。海外向けECサイトを展開し、海外需要の取り込みを進めている。

「蘇寧易購」の出店店舗では高機能炊飯器や空気清浄機、腕時計など中国人客の需要が高い約800アイテムからスタート。順次、取扱商品を拡充する。

来日した中国人がラオックスで家電などを購入して帰国した後、中国国内で展開している実店舗(楽購仕)でリピート購入してもらうといった相乗効果も狙う。

中国では一部の中国国内商品に対する不信などから、海外商品をネットで購入する市場が拡大。中国電子商務研究中心によると、2009年に50億元(約800億円)だった市場が、2014年には1549億円(約2.5兆円)規模にまで拡大すると予測されている

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