楽天市場もインスタグラムを販促活用、ファッションのコーデ写真を集め消費喚起
インスタグラマーが投稿したコーディネート写真をピックアップして一覧掲載する「STYLING BOOK(スタイリングブック)」を開設
楽天は6月2日、楽天市場におけるファッションカテゴリーの販売促進策の一環として、インスタグラマーが投稿したコーディネート写真をピックアップして一覧で掲載する特集ページ「STYLING BOOK(スタイリングブック)」を開設した。
写真の商品と楽天市場内の商品ページがリンクしているため、ユーザーは気に入った商品画像をクリックすると簡単に購入ページへ移動できる。
一般ユーザーが投稿したコンテンツ(User Generated Contents)を活用し、コーディネート提案と販売強化を図る。現在は主にファッションジャンルで展開。今後はグルメ関連などにも広げていく。
楽天は2016年から、Instagram(インスタグラム)で影響力を持つインスタグラマーとアパレルジャンルの出店者をマッチングする「ショップアンバサダー」施策を推進してきた。
出店者とマッチングしたインスタグラマーは半年間、その店舗の「ショップアンバサダー」となり、毎月店舗から服が提供される。インスタグラマーは気に入った商品について、インスタグラムやブログで紹介する仕組み。
楽天がマッチングの場を設ける目的は、出店者は一度に自社商品と親和性のあるインスタグラマーを見つける機会を提供すること。
「スタイリングブック」には、「ショップアンバサダー」が投稿した写真などから厳選したものを掲載。特定ハッシュタグを付けて投稿されたコーディネート写真の中から、楽天がコーディネートを選び、楽天市場内の特集ページ「スタイリングブック」に掲載する。
「ショップアンバサダー」の施策はこれまで第1期と第2期を実施。参加したショップアンバサダーのフォロワー数はそれぞれ80~90万人だった。第3期も計画中。
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