特産品EC「和食エクスプローラー」がタイ向け越境ECを強化、ジェトロや地銀も支援
ECサイトの表示言語はタイ語に対応し、中間層や富裕層をターゲットとした食品の取り扱いも拡充
地方産品専門の越境ECプラットフォームを運営するゴハンスタンダードは6月2日、越境ECプラットフォーム「和食エクスプローラー」をリニューアルし、タイへの越境ECを強化した。
日本食の需要が高まっていることを受け、現地の中間層や富裕層をターゲットとした食品の取り扱いを拡充。ECサイトで表示する言語は従来の英語に加えタイ語にも対応した。今後、冷凍・冷蔵・チルドの物流も準備が整い次第開始する。
ゴハンスタンダードのタイ事業は日本貿易振興機構(ジェトロ)や地域金融機関による支援を受けている。千葉銀行や横浜銀行、山梨中央銀行、東邦銀行、京葉銀行といった地方銀行は、取引先の食品メーカーをゴハンスタンダードに紹介し、「和食エクスプローラー」の出品促進を後押しする。
タイでの認知拡大を図るため、5月末にバンコク市内で開催された食品展示会「Thaifex(タイフェックス)」のジェトロブースに出店した。
「和食エクスプローラー」は日本国内で販売されている地方産品や特産品をラインナップしたセレクト型ECサイト。取扱商品は原則海外では販売していない特産品や農水産品、6次産業化商品など。米欧など世界21か国、約3万1000人以上が同サイトを利用しているという。
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