日本郵便がクールEMSの料金を値下げ、タイ向けの取り扱いも開始

「小ボックス」の料金で最大3900円の値下げ

渡部 和章

2018年8月24日 6:00

日本郵便は8月27日、EMS(国際スピード郵便)による小口の保冷配送サービス「クールEMS」の料金を引き下げる。

現行の料金と新料金を「小ボックス」で比較すると、冷蔵サービスは500~3900円、冷凍サービスは800~3900円の値下げとなる。

現行制度では、冷蔵・冷凍ともに重量1kgごとに料金を設定しているが、8月27日以降、冷蔵サービスは2kg以下の荷物を定額料金にする。

軽量・少量の個人向けギフトや、越境ECによる食品購入など新たなニーズが増える中、冷蔵配送を2kgまでフラット料金にすることで、少量の荷物でも利用しやすくする。

冷凍配送の料金は、現行制度と同じく1kgごとに設定する。

日本郵便はEMS(国際スピード郵便)による小口の保冷配送サービス「クールEMS」の新料金表
「クールEMS」の新料金表

タイ宛のクールEMS開始

タイ宛のクールEMSも開始する。宛先住所への配達は行わず、バンコク市内タイポストのバンコクEMSセンターで商品を保管。受取人へ電話で連絡し、同センターで荷物を受け渡す。

タイの在留邦人が7万人を超え、日本食品の輸出ニーズが高まっていることに対応するとしている。

クールEMSとは?

クールEMSは、引受から配達まで72~80時間程度、冷蔵(0~10℃)および冷凍(-15℃以下)の一定温度で保管する国際配送サービス。配送対象地域は現在、台湾、香港、シンガポール、マレーシア、ベトナム、インド、フランス。個人と法人が利用できる。

個人間の贈答品の配送や、旅行客の土産物の配送、越境ECの配送などに利用されている。

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