セブン&アイとLOHACOがコラボした都市型の生鮮EC「IYフレッシュ」が11/28に始動
セブン&アイ・ホールディングスとアスクルは10月12日、生鮮食料品のECサービス「IYフレッシュ」を11月28日に開始すると発表した。
セブン&アイが取りそろえた野菜や果物、加工食品など約5000種類の食料品を、アスクルの日用品ECサイト「LOHACO」の物流網を活用して配送する。
サービスのメインターゲットは、家事や仕事、育児に忙しい都市部の30代~40代の女性。生鮮食品をスマホで手軽に注文できる「都市型の生鮮EC」をめざす。
サービス開始時の対象地域は東京・新宿区と文京区。2018年春をめどに東京西部や北部へ拡大し、2018年中には東京23区内、2020年秋頃には首都圏へと広げる計画だ。
「IYフレッシュ」の品ぞろえは、セブン&アイのネットスーパーとは異なる。「オリジナルミールキット」やカット済みの食材なども取り扱い、「1分レシピ動画」を配信し、レシピに使われている食材をまとめて購入できるサービスなども提供するという。
「IYフレッシュ」と「LOHACO」の商品をまとめて注文することも可能。送料は350円で、1回あたりの購入金額が4500円以上なら送料無料。
配送は「LOHACO」が都市部で展開している独自の配送サービス「Happy On Time」を活用する。配達時間帯は、14時までの注文なら翌日9時~翌々日22時、14時~23時までの注文は翌日16時~翌々日22時。配達時間は1時間単位で指定することが可能。
セブン&アイとアスクルは7月6日に業務提携を発表。「ロハコ」のプラットフォームを活用した生鮮食品ECへの参入や、セブン&アイグループのECサイト「オムニ7」と「LOHACO」の相互送客、「オムニ7」のEC物流やECサイトの開発・運営の共同化に向けた検討などを掲げた。
「omni7」とアスクルが運営する「LOHACO」との相互送客は11月16日からスタートする。両サイトの商品検索結果ページから相互のサイトへ移動できるようにする。