中川 昌俊 2014/8/19 7:30

EC構築オープンソース「EC-CUBE」の開発・提供やインターネット広告の測定システム「AD EBiS」の提供を行うロックオンは8月11日、東京証券取引所からマザーズ市場への新規上場承認を受けた。上場予定日は9月17日。公募株数が20万株で、売出株数が14万3000株、そのうちオーバーアロットメント(OA)は5万1400株。これにより、約2億2000万円の資金調達を見込む。調達資金はサーバ設備やネットワーク関連機器の増強などに充当。既存のサービスの強化を図るほか、人員増加に伴うオフィス移転費用等の設備資金に充てる予定。

ロックオンの直近業績は、2012年9月期の売上高が8億6700万円、経常利益は3900万円、当期純利益は600万円。2013年9月期売上高が10億9000万円、経常利益は7500万円、当期純利益は4200万円。

ロックオンは上場を機に同社のサービス提供市場であるインターネット広告市場、EC市場での地位をより確固する方針。今後の市場である「マーケティングオートメーション」市場で国内ナンバーワン企業を目刺し、サービス強化と企業価値向上に努めていくとしている。

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