通販・ECサイト「リコメン堂」運営のジェネレーションパスは9月24日、東京証券取引所マザーズに株式を上場する。上場時の発行済株式総数は164万4110株(公募21万6000株含む)。オーバーアロットメントによる売り出しに伴う6万900株と、引受人の買い取り引き受けによる売り出し19万株、合わせて21万6000株を公募。公開価格はブック・ビルディング方式を採用、9月3日から同9日までが同期間で、同10日に公開価格を決定する。

調達した資金はシステムの開発や改良、増強のための開発要員の人件費などに充当。EC事業展開を推進するためのユニークユーザー数の増加などを図るための広告宣伝費に充てる。

ジェネレーションパスは2002年設立。通販・ECサイト「リコメン堂」の運営のほか、ECサポート運営事業などを手掛ける。

「リコメン堂」は「楽天市場」「Yahoo!ショッピング」といったモールを中心に、「リコメン堂 本館」「リコメン堂ファッション館」「リコメン堂インテリア館」などを運営。多店舗展開を武器に2014年8月現在、25店舗を運営し、家具、家庭用品、アパレル、スポーツ用品、家電、食品、酒類など約70万点の商品を販売している。

「楽天市場 ショップ・オブ・ザ・イヤー2009 部門賞」「Yahoo!ショッピング ショップ・オブ・ザ・マンス」など多数のアワードを受賞している。

2013年12月期の売上高は36億7000万円(前年同期比29.4%増)、経常利益は8300万円(同50.3%増)、当期純利益は5200万円(同62.5%増)。

近年、EC専業企業の上場が復調している兆しがあり、今年は下着のECを手掛ける白鳩が東京証券ジャスダック市場に株式を新規上場している。

担当編集者のコメント: 

ジェネレーションパスの岡本洋明社長に初めて取材したのは約6年前だったと記憶している。お会いしたのはその1回きり。当時はまだ数億円の売り上げ規模だったが、ゆくゆくこの人は会社を大きくしていくだろうと感じたことを覚えている。

岡本社長はソフトブレーン出身。創業者の宋文洲氏に誘われ、ソフトブレーンに入社し、業務全般のマネジメントに携わった。そして、ジェネレーションパスを設立・・・。

ソフトブレーンなどでの経験を踏まえ、取材当時から「マーケティング」という言葉を力説していたことを思い出す。取り扱う多くの商品はドロップシッピングで販売。売れ筋商品のみ在庫を抱えて展開するというビジネスモデルで、今日の成長を築いた。

取り扱う多くの商品はメーカー品。アマゾンをはじめ、価格競争が厳しいメーカー品で、右肩上がりの成長を続けている。どんなマーケティング手法を駆使したのか。多くのEC企業の経営上のヒントになるだろう自身のマーケティング論について、6年ぶりに取材に伺ってみたい。上場記事を書きながら、こんな思いが募ってきた。

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瀧川 正実

ネットショップ担当者フォーラム編集部 編集長

通販・ECに関する業界新聞の編集記者、EC支援会社で新規事業の立ち上げなどに携わり、現在に至る。EC業界に関わること約13年。日々勉強中。

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