渡部 和章 2019/4/5 9:00

ベビー・子供服チェーンの西松屋は4月2日、中国のECモール「天猫(Tmall)」に旗艦店を出店し、プライベートブランド(PB)商品を販売すると発表した。出店時期は今年5月の予定。

「Tmall」の西松屋旗艦店を運営するのは、中国でベビー・子供向けの安全用品専門店などを手がける中国のパートナー企業「佛山市顺德区新儿康贸易」。日本のパートナー企業を通じて中国のパートナー企業「佛山市顺德区新儿康贸易」にPB商品などを販売するという。

「Tmall」で販売する商品は、おしりふき、ベビーソープ、ガーゼハンカチといった育児雑貨商品。その後、品種や品番を拡大するとしている。

台湾やベトナムの小売チェーンに卸売り開始

西松屋は2019 年4月から、台湾やベトナムなどの小売チェーンにPB商品を卸売りする。主な販売先は、台湾の「Les Enphants」(約180店舗)、ベトナム の「さくこ」(約20店舗)、中国の「銀泰西選」(約30店舗)など。日本の貿易会社や現地の輸入代理店を通じて商品を販売するという。

アジアで展開する商品は、おしりふき、ベビーソープ、玩具といった育児雑貨商品を予定している。

「Tmall」への出店や、アジアの小売チェーンへのPB商品の販売は、西松屋が取り組む海外戦略の一環。西松屋は2018年7月、日本の商社を通じて台湾の生活用品専門店にPB商品の販売を開始した。同年9月には、PB商品の海外販売の専担部署としてグローバル事業推進部を新設した。

この記事が役に立ったらシェア!
これは広告です

ネットショップ担当者フォーラムを応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]

[ゴールドスポンサー]
ecbeing.
[スポンサー]