石居 岳 2020/11/20 10:00

ネオマーケティングが11月17日に発表した、全国の男女1000人を対象に行ったオンラインショッピングでの購買行動やブランドの意識調査結果によると、これまで利用したこのとある通販サイトは「楽天市場」「アマゾン」などのECモールと回答した割合が94.2%を占めた。

メーカーやブランドの直販サイトの利用は40.9%。3番目に多かったのは家電量販店で33.1%。

ネオマーケティングが発表した、全国の男女1000人を対象に行ったオンラインショッピングでの購買行動やブランドの意識調査結果
これまで利用したこのとある通販サイトについて

商品を欲したきっかで最も多かったのは「ショッピングサイトを見て」が全体の68.6%。特に30代以上の年齢層に与える「ショッピングサイトを見て」の影響は大きく、各年代とも70%を超える回答となっている。

ショッピングサイトに続くのが「メルマガやメーカーのHPを見て」が36.5%。「雑誌やTV等のメディアの紹介を見て」が35.7%、「SNSの具体的な商品紹介を見て」が35.0%と続いた。SNSは20代と30代の購買動機に与える影響が大きく、20代で65.0%、30代で52.0%となっている。

商品を欲したきっかけについて

メーカー直販サイトでオンラインショッピングをしていて不満に思った点を聞いた結果、最も多かったのは「送料が高い」で53.0%。「サイズ感がわからない」が48.9%、「手触り・香り・色などがわからない」が39.4%で続いた。

メーカー直販サイトへの不満点

メーカー直販のオンラインショッピングで望むこと・改善してほしいことでは、「サポート体制を充実させてほしい」「利便性の改善」を求める声が多いという。

ファンであるブランドの商品をオンラインで購入する際の行動として、あてはまるものを聞いた結果、条件が特になく「だいたい直販を選ぶ」という人は20.2%。「その他サイトと値段に差が無いのであれば直販を選ぶ」という人は35.7%だった。価格差がなければ直販で購入するという人が半数以上いる結果となった。

ファンであるブランドの商品をオンラインで購入する際の行動

調査概要

  • 調査方法:ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
  • 調査対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の男女(①今まで1度でもメーカー直販の通販サイトで何かを購入したことがある人(Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングではなくメーカー独自のオンライン通販)、②半年に1回はオンラインショッピングをする人)を対象に実施
  • 有効回答数:1000人
  • 調査期間:2020年10月22~26日
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