【テレビ通販大手の2020年度売上高】ショップチャンネルは1610億円、QVCは1205億円
2020年度売上高は、ジュピターショップチャンネルが前期比1.4%減の1610億5200万円、 QVCジャパンは前期比7.9%増の1205億9500万円。なお、ジャパネットホールディングスは前期比15.8%増の2405億円
24時間365日生放送のショッピング専門チャンネル「ショップチャンネル」を運営するテレビ通販最大手ジュピターショップチャンネルの2020年度(2020年4月~2021年3月)売上高は前期比1.4%減の1610億5200万円だった。
2020年4月の緊急事態宣言を受け、番組放送に関わる従業員や取引先の健康・安全を確保するために生放送時間を縮小。一部期間を除き、2020年4月12日~6月4日は生放送時間を1日7時間、6月5日以降は1日16時間として、生放送以外の時間は録画放送を行った。
第1四半期は紹介商品数や特別番組の放送回数が前年同期比で約4割減少。生放送時間の縮小が影響した。
巣ごもり需要拡大の影響でフード、ホームグッズ、家電、健康食品などが好調に推移。顧客数は新規顧客が前期比10.2%増、リピート顧客を含めた全体の顧客数も前期比4.7%増だった。
7月1日に公表された第25期決算公告によると、営業利益は199億4900万円、当期純利益は139億4200万円。
TV通販2位のQVCジャパンの2020年12月期業績は、4月19日公表の第21期決算公告によると、売上高は前期比7.9%増の1205億9500万円、営業利益は226億3000万円、当期純利益は160億6800万円。
テレビ通販やラジオ通販、カタログなどメディアミックスで通販事業を手がけるジャパネットたかたを傘下に抱えるジャパネットホールディングスの2020年12月期連結売上高は、前期比15.8%増の2405億円で過去最高を更新している。
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