石居 岳 2021/8/6 7:00

カタログ通販大手のベルーナは8月3日付で、レディースアパレルECを展開するセレクトの全株式を取得し子会社化した。

セレクトは、30代女性を中心に幅広い年齢層に支持されているアパレルECサイト「Pierrot(ピエロ)」を運営。自社サイトのほか、「楽天市場」「ZOZOTOWN」「Yahoo!ショッピング」など、各大手ECモールサイトでもECビジネスを展開している。

また、ベルーナが運営する「RyuRyuモール」でも人気のショップとなっている。

カタログ通販大手のベルーナは8月3日付で、レディースアパレルECを展開するセレクトの全株式を取得し子会社化
アパレルECサイト「Pierrot(ピエロ)」(画像は編集部がキャプチャ)

セレクトの全株式取得は、ノウハウ共有、グループ内への商品供給、集客連携などを通じて、ベルーナグループの企業価値向上につながると判断した。

セレクトの2020年6月期売上高は15億3400万円。2021年3月にGCJG4株式会社(SPC)と合併、存続会社であるGCJG4がセレクトに商号変更した。

アパレルECの買収を巡ってベルーナは2020年10月、「KOBE LETTUCE/神戸レタス」を運営するマキシムの全株式を取得し、子会社化すると発表したものの、2020年11月にマキシムの親会社であるC Channel(Cチャンネル)と締結した株式譲渡契約を解除すると発表している。

ベルーナはC Channelが最終的なクロージング条件を整えることができなかったため、株式譲渡契約の解除に至ったしていた。

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