「楽天IT学校」実施各校が講師が運営するネットショップ上に商品販売ページを開設
今年度からスマートフォン向け販売ページの開設なども実施
楽天は11月25日、高校生向け電子商取引授業「楽天 IT 学校」実施校の25校で、高校生たちよるネットショップ上での商品販売を順次開始した。「楽天IT学校」は08年から開始し、今回で8回目。今年度は新たに、スマートフォン向け販売ページの作成や運営を学ぶ機会も提供している。高校生のうちからネットショップ運営に携わることで、将来的な企業家の育成やEC市場の活性化につなげていくことが狙い。
「楽天 IT 学校」は、楽天が CSR 活動の一環として、起業家精神の育成と地域の活性化を目的に、高校生を対象に、約1年間、毎年実施している電子商取引授業。6月から全7回の講義を実施。講師は地元の有力ショップの経営者などが勤め、そのショップで実際に売られる商品の作成や、企業訪問、工場見学などを通じてリアルなショップ運営体験を提供する。
今年度も「Z-CRAFT」、「イーザッカマニアストアーズ」、「シルバーバレット」などの有力ショップが参加。全国25校667人の高校生が自ら設定した対象顧客に合わせた販売ページを作成してきた。
今後、実際の販売状況を見ながら、キャッチコピー、写真などページの修正を行い、売り上げを拡大させるためのノウハウを学んでいく。
授業で学んだことやこれまでの取り組みなどをまとめたものを、来年1月下旬に実施予定の「楽天新春カンファレンス」内でプレゼン。実際のショップオーナーから投票を募り、最も優秀だった高校に対して「楽天IT学校甲子園」の優勝校として表彰を行う予定。
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