ビィ・フォアードは11月21日、中古車や自動車部品を輸出する越境ECサイト「beforward.jp」で、韓国の自動車関連企業2社と出品車両データの連携に合意したと発表した。連携先は、中古車のデジタルプラットフォームを運営するオートハンズ、自動車トータルソリューションを展開するオートプラスの韓国企業2社。
ビィ・フォアードによると、韓国中古車の需要はグローバル市場で急増しているという。2023年に韓国支社を移転し、機能を強化するなど、韓国市場での事業拡大、新規開拓、サプライヤーとの関係強化を進めてきた。
世界214の国と地域に毎月1万5000台以上の中古車を輸出・販売しているビィ・フォアードは、オートハンズ、オートプラスとの連携で、グローバル市場での韓国中古車の競争力強化やマーケット拡大などを見込む。
オートハンズとの連携
オートハンズが運営する中古車オンラインオークションプラットフォーム「オートインサイドオークション」の出品車両データと連携し、ビィ・フォアードが運営する「beforward.jp」にオートハンズが保有する中古車情報を掲載する。
オートハンズの累積オークション出品数は45万件以上、累積販売台数は1万3000台余り。

オートプラスとの連携
オートプラスは自動車の仕入れから整備、販売までの全工程を自社で一貫して行う直営中古車ブランド「リボーンカー」を展開。2020年3月からは、オンラインオークションプラットフォーム「リボーンカー・オークション」を運営している。
「リボーンカー・オークション」では年間1万2000台以上の車両が出品されているという。なお、なお、オートプラスとオートハンズは2023年に業務提携を締結している。
ビィ・フォアードとの連携の合意により、「beforward.jp」に、オートプラスのプラットフォームを連携させる。

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