世界68か国から最適な進出国を提案する海外向け販売支援サービス、ジャパンコンサルティング
海外ネット通販支援などを行うジャパンコンサルティングは1月20日、海外展開を考えている企業が世界68か国のなかからどの国に進出すればいいのかなどを事前リサーチするサービスを開始した。
海外進出を検討する日本企業は多いが、どの国に進出すればいいのかわからない企業が多いため、ジャパンコンサルティングは最適な進出国を事前に調査するサービスを開始することにした。進出国などの市場環境を調査し、最適な国を調べることで日本企業の海外進出を具体的に推進していく。
ジャパンコンサルティングでは2009年から、メーカーや小売店の海外進出支援サービスを展開。110か国以上で支援サービスを展開しているという。
ただ、日本企業が海外進出を検討する際、具体的な進出国が決まっていないために計画が進まないことが数多くあったという。
どこの国に進出したいのかを聞くと、『売れるならどの国でもいい』といわれるケースが多く、売りたい商品も『売れるならどの商品でも売りたい』ということが多かった。漠然と海外進出を企画している場合、結局、やらずに時間だけが過ぎてしまったことが多かったので、企業にとって最適な国、競合状況などを調査して提案できるようなサービスを設けた。
対象国は、台湾、香港、韓国、シンガポール、フィリピン、タイ、フィリピン、マレーシア、インド、インドネシア、ベトナム、米国、カナダ、イギリス、ドイツ、スペイン、フランス、ロシア、ブラジル、イタリア、メキシコなど。いずれも現地スタッフが対応する。
サポートの内容に応じて3つのプランを用意。最も手厚い「プレミアムプラン」(50万円~)では社内体制の構築支援や商品マスターの整備、各種システムの連携などのサポートも行う。
「日本企業の海外進出機運が高まってきているが、自社がどこに進出すればいいのかがわからなければ、その段階で止まってしまう。このサービスを利用し、最も成功確率の高い海外進出を進めてほしい」(同社)としている。