小田急百貨店が介護施設利用者向けショッピングサービス、通販カタログや移動販売で展開
2025年に後期高齢者となる団塊世代は、介護サービスにもクオリティを求めるという。介護施設利用者の「良き生活」をサポートするため、全国の介護施設で購入できる施設内ショッピング「SATIMER」をスタートした
小田急百貨店は7月、全国の介護施設利用者を対象とした通販事業「SATIMER(サチメル)」を開始した。
「SATIMER」は介護施設にいながら小田急百貨店の商品を購入できるショッピングサービスで、小田急百貨店が厳選した商品を紹介する通販カタログを介護施設に配布する。希望する拠点では移動販売も実施する予定。
カタログ掲載商品は、寝具や服飾雑貨から食料品まで幅広いアイテムを展開。介護施設を利用する人の「いろいろな商品を見ながら買い物を楽しみたい」「自分で商品を選びたい」というニーズに対応していく。
東京大学発のベンチャー企業で介護施設向けソリューション事業などを手がけるemome(エモミー)と業務提携を締結。通販カタログ「サチメル」はemomeが制作、毎月介護施設に届ける。
小田急百貨店は「SATIMER」を通じて新たな顧客との接点を創出。高齢者に向けた新しい価値の提供、成長するシニア市場に対応したビジネスの展開をめざす。
emomeは両社のナレッジ、アセットを活用することで「高齢者に向けた新しい価値提供」が可能になると判断、小田急百貨店との協業を決めた。
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