宮本和弥[執筆] 3/5 8:30

楽天グループは2月27日、自動配送ロボットによる商品配送サービス「楽天無人配送」を大幅に拡充すると発表した。新たな自動配送ロボットの導入と配送エリアの拡大で、サービスの利便性を向上させ、利用者の増加につなげていく。

新たに導入したのは米国Avride社製の自動配送ロボット。Avrideは世界各地に研究開発拠点を保有、自動配送ロボットや自動運転車に関する高度な技術や豊富な運用実績があり、さまざまなセンサーやアルゴリズムを搭載している。米国でもAvrideの機体が商用利用されているという。最大積載量は25kg、最大積載容量は約54L。より多くの商品を一度に配送することが可能となる。

楽天グループは2月27日、自動配送ロボットによる商品配送サービス「楽天無人配送」を大幅に拡充すると発表
新たに導入するAvrideのロボット

2024年11月のサービス開始以降、自動配送ロボットが「スターバックス コーヒー 晴海 トリトンスクエア店」「スーパーマーケット文化堂 月島店」「吉野家 晴海 トリトンスクエア店」の商品を、対象地域内の指定場所に配送してきた。新たに対象店舗としてケーキ店「パティスリーハット」やコンビニエンスストア「ファミリーマート 晴海センタービル店」を追加。対象地域は晴海全域、月島1~4丁目と勝どき1~6丁目の一部へと範囲を広げた。

楽天グループは2月27日、自動配送ロボットによる商品配送サービス「楽天無人配送」を大幅に拡充すると発表
Avrideのロボットから荷物を受け取る様子

楽天の向井秀明氏(執行役員 インキュベーション事業 ヴァイスプレジデント)は、次のようにコメントしている。

日本の配送業界では人手不足が深刻化しており、無人の配送ソリューションに対する需要が高まっている。「楽天無人配送」もサービス開始から多くのお客さまが利用しており、今後のさらなるサービス拡充に向けて、Avrideと協業できることを嬉しく思う。

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