ANAPがファッションブランド「BASICKS(ベイシックス)」を1.5億円で買収
ANAPホールディングス が買収する「BASICKS」は、元デザイナー森川マサノリ氏によるユニセックスブランド。自社ECのほか「ZOZOTOWN」にも出店している。

ANAPホールディングスは6月9日、アパレルブランドを展開するAtoZから「BASICKS(ベイシックス)」ブランドを買収すると発表した。取得総額は1億5000万円を予定。取得完了は2025年7月末としている。
ANAPはブランドの再構築と中長期的な成長戦略の一環として、グループのクリエイティブ資産の強化、新たな顧客層との接点拡大を目的に今回のブランド買収を決めた。 「BASICKS」はANAPの既存事業と競合せず、独自のポジショニングを有している。ANAPが今後推進する事業領域との親和性も高いと判断したという。
今回の「BASICKS」買収は中長期的な企業価値向上に資する重要な布石とし、、今後の店舗・EC・グローバル展開を見据えたブランドポートフォリオの多角化と、時代に即した発信力のあるブランド価値の創造を見込んでいるとしている。
「BASICKS」は元デザイナーの森川マサノリ氏によるユニセックスブランド。自社ECサイトのほか「ZOZOTOWN」で事業を展開している。運営会社のAtoZは森川正規氏が代表を務めており、2020年1月の設立、資本金は1299万円。事業内容は「衣料品、アパレル製品、服飾雑貨、日用品雑貨の製造および販売」としている。
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