ファミマ、サステナブルな調達戦略を推進へ。建設・管財本部傘下「購買室」による調達を見直し
今回の組織改編では、従来の組織体制を見直し「グリーン・ソーシング準備室」を設置、中長期的な購買戦略の策定や購買ガバナンスの強化を図る
ファミリーマートは12月1日付で、全社的な調達体制の見直しと組織改編を実施し、中長期的な購買戦略およびサステナブルな調達の強化に取り組む。
ファミリーマートの購買機能はこれまで、建設・管財本部傘下の「購買室」が中心となり、什器や設備の調達最適化やコスト削減を推進してきた。一方で、全社的な調達最適化やサステナビリティを重視した調達戦略の必要性が高まっているという。
今回の組織改編では、従来の組織体制を見直し「グリーン・ソーシング準備室」を新たに設置。「グリーン・ソーシング準備室」が中長期的な購買戦略の策定や購買ガバナンスの強化を図る。これにより、環境負荷低減を考慮したサステナブルな調達を推進し、持続可能な企業活動を支える体制を構築する。
グリーン・ソーシング準備室の主な役割は次の通り。
グリーン・ソーシングの推進
- 環境負荷低減やコスト削減と品質の両立・バランスを視野に入れた取引先選定
- 購入から廃棄までの適切なライフサイクルの検討
全社戦略の一元化
- 中長期的な購買戦略の策定
- 購買関連規程の整備
購買ガバナンスの強化
- 各本部の業務委託契約などについて、全社的なガバナンス強化

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