モバオクが「STORES.jp」と提携、ストアーズ利用者の商品をオークションサイトで販売可能に

商品数の拡大で「モバオク」の魅力を高めたい考え

中川 昌俊

2014年5月14日 13:37

ディー・エヌ・エー(DeNA)の子会社でオークションサイト「モバオク」を展開するモバオクは5月12日、ECサイト構築システム「STORES.jp (ストアーズ・ドット・ジェーピー、以下ストアーズ)」を運営するブラケットと提携し、ストアーズで販売する商品を「モバオク」内で掲載できるサービスを開始した。モバオクは掲載商品数を増やすことで、「モバオク」の魅力を高める考え。

「モバオク」内にストアーズで販売する商品を専門に掲載するコーナー「DESIGNERS MARKET」を開設。主にファッション系のクリエーターによるオリジナル商品の掲載を想定しており、将来的にはファッションハンドメイド専門ページとして、ファッションクリエイターやデザイナーに多く参加してもらえるように展開していく。

ストアーズでECサイトを開設しているショップオーナーは、プロモーション機能のスイッチを「オン」にすると、「DESIGNERS MARKET」に掲載することができる。「メンズファッション」や「ウーマンズファッション」など対象となるジャンルの商材を販売していることを条件に、自動的に「DESIGNERS MARKET」に掲載できるほか、モバオクの検索結果にも表示されるようになる。掲載料金無料だが、「モバオク」経由で商品が購入された場合、手数料として販売価格の10%が発生する。

ブラケットではこれまでも多くのECサイトと提携を進めてきており、すでに「ZOZOTOWN」、「ヤフオク」、手芸用品の「ユザワヤ」、プリザーブドフラワーの「アミファ」などと提携している。自社サイトを開設しても、集客が難しく売り上げを伸ばせない店舗も多いが、ブラケットでは、すでに専門のニーズを持つ顧客が集まるECサイトで表示できるようにすることで、売り上げにつながる仕組みを提供している。

担当編集者のコメント

「STORES.jp」や「BASE」など無料のECサイト構築サービスの提供が始まった当初はこうしたサービスに懐疑的だった。というのも、無料で提供するということは誰でも簡単に申し込むことができ、本格的にECサイト運営をしようと考える人が一部になってしまうためだ。

さらに自社サイトは最初ステージとされる月商100万円にまで規模を高めることが難しく、ここで大半の人が挫折してしまうことも予想されるため、申し込みのうち99%が放置されるのではないかと考えられている。さらに、違法商品などを販売する店舗の温床になる可能性もあった。ただ、こうした売れるしくみを提供している状況を見ると、少し考え方が変わってきている。一度、ブラケットなどに直接現状を詳しく聞いてみたい。

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