中川 昌俊 2015/8/7 18:30

楽天は8月6日、2015年1-6月期(第2四半期)の連結業績を発表し、4-6月期の国内EC流通額は前年同期比17.2%増の5341億円だったことを明らかにした。スマートデバイス向けサービスの強化、積極的なセール展開などによりユニーク購入者数が増加し、流通額拡大をけん引。前年同期は消費増税直後で消費の落ち込みが顕著だったが、1年が経過し消費意欲が完全に回復したことも流通額が伸びた要因といえる。

4-6月期における楽天市場のユニーク購入者数は1546万人で、前年同期比5.6%増。楽天市場のモバイル比率は48.5%となり、モバイル比率が高まっていることを明らかにした。

流通額の拡大で直近12か月の1店舗あたりの平均年間売上高は初めて5000万円を突破。プラン別出店者数でもメガプランやスタンダードプランで契約する店舗が増え、店舗が大型化していることを示した。

海外向け販売も好調で、楽天市場のクロスボーダー流通額は前年同期比で55%増。なかでも対中国が同66.8%増、対米国が同80.5%増、対香港が同84.3%増となっている。

8月1-5日に東京ビックサイトで開催した大規模リアルイベント「楽フェス」は想定していた人数の2倍が来場。好評だったとしており、継続的な開催を検討するとしている。

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