渡部 和章 2017/8/29 10:00

製菓や製パンの食材と調理器具の実店舗やECサイトで「TOMIZ」を展開する富澤商店はこのほど、同業のクオカプランニングからEC事業や店舗事業を9月1日付で譲り受けると発表した。

クオカが持つ事業ノウハウを取り込み、相乗効果の創出をめざす。

富澤商店は製菓や製パンの食材、調理器具、ラッピング資材などの商品開発や卸販売、ECなどを展開している。全国約70店舗で菓子類やパンの最終製品も販売。2017年7月時点の従業員数は1100人。

一方、クオカプランニングは「cuoca」のブランドでパンの食材や器具などを販売。ECサイト運営のほか、東京・自由が丘や日本橋など5か所にリアル店舗を持つ。2000年創業で、同業種のECでは老舗とされる。

「TOMIZ」を展開する富澤商店は、クオカプランニングのネット通販といったcuoca事業を譲り受ける

「TOMIZ」のECサイトで事業譲受について告知している(画像は編集部がキャプチャ)

事業譲受の目的について富澤商店は、「cuocaさんにしかないものなどがあり、一緒にやることで相乗効果が図れると判断した」(富澤商店担当者)と説明している。

事業の取得価額は非公表。9月1日以降もクオカプランニングは存続する。

この記事が役に立ったらシェア!
これは広告です

ネットショップ担当者フォーラムを応援して支えてくださっている企業さま [各サービス/製品の紹介はこちらから]

[ゴールドスポンサー]
ecbeing.
[スポンサー]