レイ・カズン、自社EC強化の挑戦――モデル起用から編集まで自社完結の初企画
レイ・カズン初となる自社編集企画を通じ、成長が続いている自社ECサイトを強化する
婦人服や雑貨の製造販売を手がけるレイ・カズンは10月24日、ファッションコンテンツサイト「PLAYBIT GALLERY」を開設した。
コンテンツサイトから自社ECサイトへと読者を誘導。同社初となる自社編集企画を通じ、成長が続いている自社ECサイトを強化する。
同社の顧問を務める川添隆氏は「PLAYBIT GALLERY」について次のようにコメントしている。
代理店なども入れずに企画からモデルのアサインまで完全自社編集企画です。アパレルは代理店依存が強く、コンテンツを生み出せないのが通例の中での、レイ・カズンとしての挑戦です。
「PLAYBIT GALLERY」はファッション雑誌のような記事コンテンツを公開している。8人の女性モデルが2017年秋冬のファッションアイテムを紹介。ページの下部に自社ECサイトの商品ページへのリンクを設けている。
「モノとしての服」に対する関心が薄れてきている中で、「人の遊び心や感性」を通じてRay Cassinを表現したいと考え、「PLAYBIT GALLERY」を公開したという。
レイ・カズンの2016年10月~2017年9月期におけるEC事業の売上高は、前期比7%増の4億6700万円だった。EC売上高は過去最高。注力している自社ECサイトの売上高は前年比120%だっという。
レイ・カズンは2013年10月、EC事業を強化するためEC事業部を設立し、会社全体としてEC事業強化・オムニチャネル推進を重要戦略として掲げた。
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