インドネシアのファッションECモール「VIP PLAZA」に繊維専門商社の豊島が出資、東南アジアへの販路を構築へ
日本企業に対し、東南アジア向けの越境EC支援サービスを提供する
ファッションや美容関連商品のECモール「VIP PLAZA」をインドネシアで展開するVIP PLAZAは4月23日、繊維専門商社の豊島が運営するコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)ファンドを引受先とする第三者割当増資を実施したと発表した。
日本のブランドが東南アジア全域へ販路を拡大する仕組みを、「VIP PLAZA」を通じて構築、運用することで合意したとしている。
豊島のCVCファンドから調達した資金の使途として、マーケティングや物流設備の強化、日本支社 (VIP Plaza Japan) の設立、東南アジア向け越境ECのサポート体制強化などをあげている。
VIP PLAZAが手がける東南アジア向け越境EC支援サービスは、日本国内の倉庫に在庫を委託するだけで、「VIP PLAZA」を含む東南アジアのECモールで販売できるという。マーケティングや決済、物流、通関、カスタマーサポート、BtoB販売まで支援するとしている。
「VIP PLAZA」はファッションや美容関連商品を扱うECモール。VIP Plaza Japanによると、元楽天インドネシア取締役の金泰成氏がインドネシア初のフラッシュセールスサイトとして2013年9月に設立。分割払い機能や自社バイク便による速達など、現地に根差した機能を提供し、現在はインドネシアで会員数100万人以上、1200ブランドを取り扱っているという。
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