渡部 和章 2018/5/31 8:00

宅配荷物の追跡や再配達依頼を行う無料アプリ「ウケトル」を展開するウケトルは5月30日、「Amazon.co.jp」で買い物した荷物を100%追跡できるようになったと発表した。

これまで荷物の追跡が難しかった大手配送業者以外の配送業者(デリバリープロバイダ)の荷物も追跡できるようになった。

デリバリープロバイダとは、アマゾンジャパンが提携する中小規模の配送業者。

ウケトルの調査によると、「Amazon.co.jp」における購入全体の20.28%をデリバリープロバイダが担っているという。

Amazonが契約している宅配会社の比率を2017年4月と2018年4月で比較したところ、デリバリープロバイダの利用率が5.03%から20.28%に増加していた。

ウケトルは、デリバリープロバイダが扱う荷物を追跡できるようになったことで、さらなる再配達削減への貢献が期待できるとしている。

「ウケトル」とは?

「Amazon.co.jp」や「楽天市場」など大手ECサイトのアカウントを登録しておくと、荷物の配送状況の確認、再配達の依頼をアプリ上で行うことができる。配送状況の通知が随時届くほか、履歴管理やワンクリック再購入といった機能も利用できる。

ウケトルが対応している配送会社「ウケトル」が対応している配送会社

6月1日から化粧品通販のオルビスが「ORBISアプリ」と「ウケトル」を連携するなど、通販会社の利用も広がっている。

「ウケトル」のダウンロード数は、2016年4月のリリースから約11か月で10万DLを超えた(ウケトルによる公表数値)。

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