クラウドWMSのロジザードが東証マザーズに上場
調達資金はソフトウェア開発や採用、広告、海外市場調査などに充当する
クラウド型の倉庫管理システム(WMS)を提供するロジザードが7月4日、東証マザーズに上場する。売上高は右肩上がりで伸びており、4年で約1.9倍に拡大。2017年6月期の売上高は前期比6.3%増の10億7368万円、当期純利益は同12.1%増の5671万円だった。2017年7月~2018年3月期(第3四半期)の売上高は10億2658万円。
ロジザードは倉庫や配送センター、実店舗の在庫管理システムをクラウドサービスで提供している。入出荷や在庫管理で使う端末機器や、バーコード関連機器のレンタルと販売も行っている。
主な事業内容
- クラウドサービス:EC・通販会社や実店舗を持つ企業に対し、WMSの提供や端末機器のレンタル・サポートを行うことで月額利用料を徴収
- 開発・導入サー ビス:顧客ごとにカスタマイズやクラウドサービスの導入支援を実施
- 機器販売サービス:クラウドサービスで利用する機器やサプライ品(ラベルなど)の販売
株式上場による調達資金のうち、約7600万円を「ロジザードZERO」などのソフトウェア開発に投資する。また、運転資金や広告、採用に合計約2億円、社内システムの整備に約1億1500万円、海外市場調査に4500万円を使う。
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