ショッピングモールでは初、「Qoo10」に不正利用を防ぐ「フレッツ・まとめて支払い」を導入
決済には回線認証機能によるユーザー認証が必要で、第三者による自宅以外からの不正利用を防ぐことができる
ショッピングモール「Qoo10」を運営するジオシス合同会社は9月12日、東日本電信電話(NTT東日本)と西日本電信電話(NTT西日本)が提供するキャリア決済サービス「フレッツ・まとめて支払い」を導入した。ショッピングモールが同決済方法を導入するのは初めてのこと。
「フレッツ・まとめて支払い」の利用対象回線は1800万契約。決済には回線認証機能によるユーザー認証が必要で、第三者による自宅以外からの不正利用を防ぐことができる。
同決済を利用するユーザーは、初回にフレッツ光ユーザー専用ページで「フレッツ・パスポートID」と「パスワード」を登録。商品購入時に「フレッツ・パスポートID」と「パスワード」を入力すると利用できる。
強固なセキュリティという回線認証機能によるユーザー認証が必要なため、仮にフレッツ・パスポート ID とパスワードが流出しても、第三者による自宅以外からの不正利用を防ぐことができるとしている。
ネット通販のクレジットカード利用に「セキュリティ面で抵抗がある」というユーザーの利用を見込む。
「フレッツ・まとめて支払い」は通販・ECサイト単体で導入しているケースはあるが、ECモールが組み入れるのは初めてという。
ジオシス合同会社はジオシスグループの日本法人。同グループはeBayとのジョイントベンチャーで、中国、マレーシア、インドネシアなどで事業を展開している。
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