アスクルが「衛生・介護用品 定期配送サービス」を開始

大人用おむつをはじめとする介護施設で必要不可欠な5品目を、顧客が設定した数量・サイクルで自動配送する「衛生・介護用品定期配送サービス」を開始

石居 岳

2019年8月22日 9:00

アスクルは8月21日、大人用おむつをはじめとする介護施設で必要不可欠な5品目を、顧客が設定した数量・サイクルで自動配送する「衛生・介護用品定期配送サービス」を開始した。

介護施設における購入比率が高い商品を定期的に配送し、忙しい介護現場での発注業務の手間を削減するほか、買い忘れによる在庫切れのリスク低減をサポート。通常価格よりも安価で購入できることから、顧客の経費削減にも貢献するとしている。

「衛生・介護用品定期配送サービス」は、介護施設の必需品の中でも特に購入比率の高い「大人用おむつ」や「プラスチックグローブ」など、5品目・24商品からスタートする。顧客がサービス申し込み時にあらかじめ設定した、希望の数量・サイクルで自動的に届ける。

定期的に一定の数量を確実に届けることで、都度発注する手間を省き、買い忘れ防止や在庫切れリスクの低減につなげる。

アスクルは通常購入よりも一定の割引価格で販売。たとえば、「エルモアいちばんうす型パンツM-Lサイズ」1箱(4パック)を購入した場合、通常価格から194円、12カ月なら2328円(ともに税別)お得に購入できる。

スタート時の対象商品は「大人用おむつ」「やわらかおしりふき」「プラスチックローブ」「3層式マスク」「とろみ剤」。対象品目、商品数は順次拡大する。

お届けサイクルは、1週間ごと(曜日指定)、2週間ごと(同)、3週間ごと(同)、4週間ごと(同)、1カ月ごと(日付指定)、2カ月ごと(同)の6種類から選べる。お届けサイクルの変更は、お届け予定日の4日前の午後3時までに(沖縄本島の場合は5日前の午後3時まで)に変更すれば、次回お届け分から変更する。

なお、中堅・大企業向け一括電子購買サービス「ソロエルアリーナ」は対象外。介護施設では現場の介護職員が通常業務の傍らに発注するケースが多く、24時間のケアに加え、備品の発注や管理業務が負担になっていると見られる。

そのため、これまで介護施設の顧客から「在庫を切らすことができない介護用品の在庫管理に定期配送をしてほしい」「発注の手間を削減したい」といった声が多く寄せられていた。このような介護現場の課題を軽減するため、「衛生・介護用品定期配送サービス」を開始した。

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