ベイクルーズが動画をディープラーニング技術で自動編集、動画制作の工程を効率化する実証実験を開始
クラウド型の動画制作ツールを提供しているSoVeCのシステムを導入。動画の撮影や編集、納品といった一連の制作工程を自動化し、動画コンテンツを簡単かつ低コストで作成できる自動動画制作ソリューションを試験的に運用する
クラウド型の動画制作ツールを提供しているSoVeC(ソベック)は4月27日、ファッション事業などを手がけるベイクルーズとの共同事業として、ファッションECサイトに掲載する動画を自動で制作する取り組みの実証実験を開始すると発表した。
動画の撮影や編集、納品といった一連の制作工程を自動化し、動画を簡単かつ低コストで作成できるソリューションを試験的に運用する。
ファッションECサイトに動画を使う企業が増える中、効率的で簡単に動画を制作できるソリューションの実現をめざす。
SoVeCによると、実証実験に使う自動動画制作ソリューションは動画撮影システムと自動編集を行うクラウドサービスが一体となっている。
スタジオなどに撮影システムを常設し、専用アプリケーションをインストールしたパソコンを操作して撮影。ソニーのディープラーニング技術を活用して開発したアルゴリズムによって動画を解析した後、専用クラウドサーバーへ転送して用途に合わせた動画コンテンツに自動編集する。編集を終えた動画は即座に指定されたサーバーへ格納されるという。
動画撮影専門のスタッフでなくても簡単に動画を制作できるとしている。
SoVeCは2019年11月7日から、人口知能を活用した自動動画生成クラウドサービス「SoVeC Smart Video(ソベックスマートビデオ)」を提供している。ベイクルーズとの実証実験には動画制作ソリューションの一部を活用する。
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