スーツのAOKIが店舗スタッフによるオンラインでのスタイリング提案を開始
実店舗の販売スタッフがコーディネート画像をインターネット上に投稿し、オンラインでスタイリングを提案する。販売スタッフが投稿したコーディネートは商品情報と紐付いており、コーディネートページからワンタップで商品詳細ページへ移動できる
紳士服チェーンを展開するAOKIは、実店舗の販売スタッフがコーディネート画像をインターネット上に投稿し、オンラインでスタイリングを提案する取り組みを5月20日に開始した。
販売スタッフが投稿したコーディネートは商品情報と紐付いている。コーディネートページからワンタップで商品詳細ページへ移動し、オンラインショップのカートに商品を入れたり、店舗在庫を確認したりできる。
新型コロナウイルスの影響で外出しにくい状況でも、顧客が買い物を楽しめるようにした。今後も店舗とECの連動性の強化を図り、より良い購買体験を提供するとしている。
コーディネートの投稿は約40人の販売スタッフが実施している。将来的にはすべてスタッフに拡大する予定。
販売スタッフによるコーディネートの投稿を開始したことに伴い、今後はスタッフに対する新しい評価基準を設けるとしている。販売スタッフが投稿したコーディネート経由で商品が売れた場合、コーディネートを投稿したスタッフの実績としてカウントし、店舗売上と合わせて評価するなど、新たな基準を設ける予定。
AOKIはコーディネート画像を投稿するシステムとして、バニッシュスタンダードが提供しているアプリケーション「STAFF START(スタッフスタート)」を導入した。
「STAFF START」はアパレル業界を中心に利用が広がっている。バニッシュスタンダードによると、「STAFF START」を導入しているブランド数は800以上で、2019年1~12月における年間流通額は前年比約311%の412億円だった。
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