フューチャーショップの「futureshop」とZOZOの「Fulfillment by ZOZO」が連携

自社ECサイトを「futureshop」で構築・運営し、「ZOZOTOWN」に出店しているファッション・アパレルブランドは、自社ECと「ZOZOTOWN」間での在庫連携ができるようになる

瀧川 正実

2020年5月26日 12:00

SaaS型ECサイト構築プラットフォーム「futureshop」を提供するフューチャーショップは8月から、ファッション通販サイト「ZOZOTOWN」を運営するZOZOの物流プラットフォームサービス「Fulfillment by ZOZO」と連携を始める。

自社ECサイトを「futureshop」で構築・運営し、「ZOZOTOWN」に出店しているファッション・アパレルブランドは、自社ECと「ZOZOTOWN」間での在庫連携ができるようになる。

この連携により、ZOZOの物流センター「ZOZOBASE」に商品在庫を集約、保管することでさまざまなメリットを享受できるという。

  • 発送業務を委託
    ZOZOクオリティによる物流サービスを自社ECサイトでも利用できる
  • 自社ECと「ZOZOTOWN」の在庫を集約し一元管理
    自社ECと「ZOZOTOWN」店の在庫を集約・一元管理することで、在庫切れなどの機会損失リスクを軽減。ユーザーの購入タイミングを逃さない環境が実現できる
  • 戦略パートナー向け特別価格で運用手数料が0円
    利用条件を満たすと「Fulfillment by ZOZO」に関しての運用手数料を0円で利用可能

フューチャーショップは今回の連携について、次のようにコメントしている。

本連携は、既に「ZOZOTOWN」へ出店済み、または出店を検討されている事業者ともにメリットがある。ブランドの成長をお考えの事業者にとっては、これまで物流に割り当てていた社内のリソースを、自社ECでのコンテンツ作成やコミュニケーション施策などに割り当てることが可能となる。また、在庫を集約・一元管理することで商品欠品による販売の機会損失を軽減でき、売上向上に一定の寄与が期待できる。

その結果、ブランドの認知や売上の向上に加え、自社ECの成長にも寄与する。

導入費用は、初期費用が15万円~。月額費用は5万円。別途「Fulfillment by ZOZO」の費用が必要となる。

ZOZOは物流センターを拡張予定

ZOZOは2020年秋、プロロジスの大型物流施設「プロロジスパークつくば2」の全フロアを借り、「ZOZOBASE」を拡張する予定。

「プロロジスパークつくば2」が稼働すると、「ZOZOBASE」全体で年間約6000億~7000億円の商品取扱高に対応できるようになる。

「ZOZOTOWN」を運営するZOZOは2月15日、将来の商品取扱高の拡大に対応するため、物流センター「ZOZOBASE」を拡張すると発表
ZOZOが全フロアを借りる「プロロジスパークつくば2」の完成イメージ

ZOZOが公表した2020年3月期連結決算によると、商品取扱高は前期比6.6%増の3450億8500万円。商品取扱高は増加したものの、消費増税や天候不順、暖冬などの影響で特に下期の販売が低調に推移し、期初計画の3670億円には届かなかった。

ZOZOの商品取扱高はZOZOTOWNの「受託ショップ」と「買取ショップ」、古着販売の「ZOZOUSED」、「PayPayモール」経由での販売、自社企画商品を販売する「PB事業」、幅広いサイズの商品を扱う「MSP事業」、他社のECサイト構築などを支援する「BtoB事業」、「フリマ事業」の商品取扱高の合計。

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