ライフがネットスーパー事業を近畿圏で展開、アマゾンのプライム通じて販路を拡大

ライフコーポレーションは、アマゾンジャパンのAmazonプライム会員向けサービス「Prime Now(プライムナウ)」で展開している実店舗で取り扱っている生鮮食品や惣菜の販売を、従来の首都圏に加え対象地域を近畿圏に広げた

石居 岳

2020年7月21日 9:00

ライフコーポレーションは7月16日から、アマゾンジャパンのAmazonプライム会員向けサービス「Prime Now(プライムナウ)」で展開している実店舗で取り扱っている生鮮食品や惣菜の販売を、従来の首都圏に加え対象地域を近畿圏に広げた。

大阪市の16区を対象エリアに追加した。首都圏・近畿圏において対象エリアの拡大を図りサービスレベルの向上に努めるとしている。

対象エリアのプライム会員は、ライフの実店舗で取り扱っている野菜や果物、精肉、鮮魚、店舗で調理した惣菜や店内で焼き上げたパン、「ライフプレミアム」「スマイルライフ」といったプライベートブランド(PB)商品など、合計数千点の商品を「Prime Now」専用アプリを通じて購入できる。

顧客から注文を受けた後、ライフ店内の専門スタッフが品質を厳しくチェックしながら商品を選択。Amazonの配送ネットワークを使って商品を届ける。配送時間は当日または翌日の12:00~22:00で、2時間単位の配達が定可能。

最低注文金額は2000円以上で、配送料金は注文金額6000円未満で440円、6000円以上1万円未満は220円、1万円以上注文はAmazonが負担する。

これまでの配送エリアは東京23区と4市(狛江市、調布市、三鷹市、武蔵野市)。新たに大阪府大阪市16区(阿倍野区、生野区、北区、城東区、住吉区、大正区、中央区、鶴見区、天王寺区、浪速区、西区、西成区、東住吉区、東成区、福島区、港区)が対象となった。配送エリは今後順次拡大する予定。

ライフコーポレーションとアマゾンジャパンは2019年、「Prime Now」にライフが出店。9月から都内7区でネットスーパー事業を開始した。

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