SNSは“買う場所”に。「Shopify」と「TikTok」が連携、「Pinterest」も新たなコマース機能をリリース【ネッ担まとめ】
SNSで気になった商品があっても、検索して買うのは結構面倒ですよね。そのひと手間を省く動きが加速しています。SNSからの導線はしっかり確保しておきましょう。
SNSへの投稿はもはや商品ページの作成と同じ
ECプラットフォームの「ショッピファイ」とTikTokが提携 広告配信から購入がスムーズに | WWDJAPAN.com
https://www.wwdjapan.com/articles/1141599
Pinterestがショッピング広告の自動入札をはじめとしたコマースツール一式を更新。~ソーシャルコマースでさらなる存在感~ | rewired.jp
https://rewired.jp/blogs/journal/pinterest-suite-of-merchant-tools-2020autumn
GoogleのEC強化の波に乗っていきましょう
【2020年末商戦向け】Google社員が解説するECサイト向けSEOのベストプラクティス | 海外SEO情報ブログ
https://www.suzukikenichi.com/blog/best-practices-for-ecommerce-seo-in-2020/
Google、[ショッピング]タブ検索に3つの新機能を追加 | 海外SEO情報ブログ
https://www.suzukikenichi.com/blog/google-adds-three-new-features-to-shopping-tab/
まとめると、
- Googleのダニエル・ウェイズバーグ氏がEC向けSEOについて説明。商品詳細ページの写真や説明文、構造化データ、Merchant Centerが重要
- 構造化データを商品ページにマークアップするとWeb検索と画像検索でリッチリザルトを表示できる
- Merchant Centerからショッピングタブに商品を出すことができる。ショッピングタブでは平均価格との比較、価格のトラッキング、条件指定でフィルタができるようになっている
ECではAmazonに押され気味のGoogleがショッピングタブにかなり力を入れてきました。Merchant Centerから無料で出稿できることはすでにお伝えしましたが、今度は比較機能や値下がり通知機能も付いています。どんどん便利になってくるので、使っていない人は早めに対応を。連携しておくだけで売れてしまうはずです。
物流で利益を出す方法
ひとりEC運営の物流について | Shopify教育パートナー三浦卓也 | note
https://note.com/shopify_miura/n/ne8ab0842d612
まとめると、
- ひとりECの場合、物流は利益を出すポイント。初期は絶対に自分でやる方が良い
- 配送型式から売るものをデザインすることが重要。売りたいものを売るのではなく、利益率が上がりそうな商品を作って売るイメージ
- 物流会社は1社に絞ったほうが良い。重要顧客と思ってもらえて優遇されることがある
よくスタートアップで物流と契約する会社ありますけど、絶対的に利益率が減るので、まずは自分でやるのオススメします。
一連の流れが覚えられますし、細かいことにこだわれたりしますしね。単純作業なんで、避けられがちですけど、パートさん雇えば簡単に解決します
さらに、意外に配送の仕組みを知らない人多いので、それだけで差別化になります。
(中略)
物流も戦略的にできれば、めっちゃ利益出るポイントになるので、頭を捻って、最適な物流方法を模索してみてくだされ。
物流はコストだと考えるとECは上手くいきません。記事にあるように手間をかけずに安い送料で送ることができれば利益が出ますよね。出荷作業をすると注文量が体感できますし、同梱物のアイデアも出てきますので、つらくならない程度にやっておくことをおススメします。
私は雑な性格なので3つくらい発送したら飽きるでしょうから、同じ性格の方は最初から外注がいいと思います(笑)。
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- EC、サブスクリプション事業を支えるバックオフィス「決済」「物流」「カスタマーサービス」の設計法【見積もり項目あり】 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/8109
EC全般
生鮮食品EC「クックパッドマート」、日用品や飲料など取り扱い開始 マートステーション設置小売店と連携 | ECzine
https://eczine.jp/news/detail/8457
「クックパッドマート」がファミリーマートと連携。生鮮宅配ボックス「マートステーション」を合計70店舗に設置 | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/8160
これは相性が良すぎるというか、あったら便利でしかないですね。関東エリアだけなので注意。
0からはじめるShopifyストアとShopify POSの連携方法 ストアの作成方法 | Shopify
https://www.shopify.jp/blog/setting-up-shopify-pos
店舗とECの在庫連動は大変ですがこれで解決するかも。
「PayPayフリマ」に「価格おまかせ出品」機能 価格設定せず出品、購入者の希望価格から設定可能に | ECzine
https://eczine.jp/news/detail/8458
CtoCは誰かに出品して発送してほしいくらいなのでこの機能はぴったりです。
「このままなら倒産」客数減に苦しむラーメン店が挑む"あの手、この手" テイクアウト、デリバリー、通販… | PRESIDENT Online
https://president.jp/articles/-/39784
ラーメンもECで買うものになってきましたね。味もそんなに落ちないのでたまの贅沢にいいかも。
コンバージョンが最大化するページ読み込み速度は2.7秒以下。ECサイトのCVRと収益を向上に役立つ分析・改善方法とは | ネットショップ担当者フォーラム
https://netshop.impress.co.jp/node/8151
大きな画像や動画がたくさんあると読み込みが遅くなります。こだわるのも良いですが、快適さも忘れずに。
コンテンツマーケティングを因数分解する | 實川 節朗(じつかわ) | note
https://note.com/motoho299/n/n3d04de5c8d9b#DdDtT
失敗の理由は「成果が出るまでやっていない」「戦略を間違えている」。
今週の名言
人間は年齢を重ねるに従って、自分が知っている延長線上以外のことが認められなくなっていく
コロナ禍でも本質は「何も変わっていない」--西口一希氏に聞くマーケティングにいま必要なこと | CNET Japan
https://japan.cnet.com/article/35160855/
こうならないように若い世代に頑張ってもらえる環境を作りたいですね。自分が変化に対応するよりも、変化の真っただ中にいる人が早いに決まっていますので。
筆者出版情報
「未経験・低予算・独学」でホームページリニューアルから始める
小さい会社のウェブマーケティング必勝法
森野誠之 著
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発売日 2021年10月15日
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この連載の筆者 森野誠之氏の著書が翔泳社から発売されました。小さな会社の“ひとり担当者”が、未経験、低予算、独学でホームページのリニューアルからウェブマーケティングまでを成功させるための指南書です。電子版、オンデマンド印刷版ともにAmazonで発売中です!
まとめると、
モノではなくコトを買う傾向はどんどん強まっていますので、SNSで見たり聞いたりしたことをきっかけに購入する流れもどんどん強まりそうです。SNSから検索というひと手間があるとチャンスを逃しますので、こうした動線は確保しておきたいですね。TikTokに注力している人は限定商品をShopifyから売る手もありそうです。