店頭にない商品を取り寄せて実店舗で受け取れるモールサービスを開始、tab

店舗の弱点の品ぞろえをネット活用で補完し、ファッションECサイトに対抗する

中川 昌俊

2014年11月6日 18:42

位置情報共有サービスを展開するtabは11月6日、店舗にはない商品を店頭に取り寄せ、試着後に購入できるショッピングサイト「tabモール」を開設した。まずは、スマホ向けサイトから展開し、今後PC向けサイトも開設する予定。実店舗の強みである接客力に、弱点だった品ぞろえをネット活用で補完し、大手ファッションECサイトに対抗する。

「tabモール」は、店舗で扱っていない商品を近くの店頭に取寄せ、試着や確認したうえで購入できるサービス。11月6日時点で参加している店舗は、松屋銀座(東京都中央区)、Diral(東京都渋谷区)、Rainbow SPECTRUM(東京都渋谷区)、ベルメゾン暮らす服 鳳店(大阪府堺市)の4店舗。

購入できる商品は、受け取る店舗(企業)が販売する商品のみとなっており、実店舗の展示数を拡張する「拡張店舗」の役割を果たす。たとえば、松屋銀座の商品を「ベルメゾン暮らす服 鳳店」で受け取ることはできない。

試着して気に入らなかった場合、返品もできる。受け取りや返品の送料など、利用料はすべて無料。松屋銀座では、婦人靴を中心に約2万点の商品を取りそろえる。今後、婦人服、紳士服、子供服を中心に商品カテゴリを増やす考え。

「tabモール」を利用できるエリアは、来春までに池袋、新宿、渋谷といった都心部の主要エリアに広げ、1年以内に全国の主要エリアまで拡大させる。対応店舗としては1エリア1百貨店・商業施設での対応を想定しているため、今後は他店舗の商品を受けるサービスも開始する見込み。

tabは14年1月に頓智ドットから社名変更した会社。「セカイカメラ」の進化版として位置情報共有サービス「tab」を展開しており、すでに70万以上のダウンロード数となっている。

tabモールの画面
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